どのくらいの人が、うつの治療が役立ったと感じているか?


うつ病(状態)の治療として、薬物療法やカウンセリング、環境調整に関する相談などが考えられますが、どのくらいの人が、自分が受けた「治療」的手段を実際に有用だったと感じているのでしょうか?


今回は、うつの治療を受けた方でどのくらいの割合の人が、治療を有効だったと感じているのか調べた研究です。


Findings From World Mental Health Surveys of the Perceived Helpfulness of Treatment for Patients With Major Depressive Disorder

WHOの調査から読み取る、うつ病治療の中で役立った要素


16カ国の80,322人(平均34.8歳、69.4%が女性)に関する資料が参考にされました。


結果として、以下の内容が示されました。

①全体として、うつを経験した人の68.2%が治療が「役立った」と感じていました。

②10人の治療者と出会うまでには93.9%の人が「役立った」と感じることができましたが、そこまで治療を続ける人は21.5%でした。


つまり、30%以上の人はうつ病治療を「役立った」とは感じていないことになります。しかし、ほとんどの人が「役立った」と感じるために、ただでさえ辛い時に「10人の専門家」に会う必要があるというのは、非常に困難なことであると感じます。


個人でうつの治療に関する希望や適合する治療も異なっており、難しい部分はありますが、それぞれの方のニーズを汲み取ることが大切であると思われました。


#うつ病

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