今回、アメリカの世論調査やコンサルティングを行っている会社(Gallup)が発表した調査結果によると、うつ病と診断を受けたことのある人の割合は、さらに上昇傾向にあるようです。
U.S. Depression Rates Reach New Highs
アメリカにおけるうつ病の有病率が新記録を達成
2023年の2月に、アメリカの成人を対象として、以下のような質問を行いました。
・あなたは今までに医者や看護師からうつ病であると言われたことがありますか?
・あなたは現在、うつ病に罹っているか、治療中ですか?
5,167人から回答が得られ、結果や分析として以下のことが考えられました。
・29%の成人が今までにうつ病と言われたことがあり、18%が現在罹患しているか、治療中でした(2015年では、それぞれ20%と11%でした)。
・パンデミック以降の増加が多くなっており、社会的孤立、孤独感、感染への恐怖、精神的疲弊(特に医療従事者)、物質使用の増加、医療サービスの破綻等が寄与している。
・性別では女性の割合が多く(今までの診断で36.7%がYesと回答。男性は20.4%)。
・年代では18~29歳で最も多く、現在の罹患または治療中が、24.6%となっている。
要約:『アメリカにおけるうつ病の割合は3割に近く、特に女性においては4割に近い可能性がある』
アンケートの結果であり、どのくらい正確かは不明ですが、目安としてうつ病(状態)と診断された人の割合が増加している大勢が確認された結果でした。
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