アメリカにおける自閉症スペクトラム障害の頻度増加について


統計データにおける自閉症スペクトラム障害の頻度が高くなっていることについて、しばしば指摘があります。


今回は、アメリカにおけるデータですが、多数の州の平均でやはり自閉症スペクトラム障害の頻度が高くなっている点が確認された資料をご紹介します。


Prevalence and Characteristics of Autism Spectrum Disorder Among Children Aged 8 Years — Autism and Developmental Disabilities Monitoring Network, 11 Sites, United States, 2018

8歳児の自閉症スペクトラム障害の有病率と特徴


アリゾナ、メリーランド、ジョージア等を含む11の州で、自閉症及び発達障害のモニタリング Autism and Developmental Disabilities Monitoring (ADDM)のデータが集積されました。


今回分かった2018年の統計結果としては、8歳の子ども1,000人あたり16.5人(ミズーリ州)から38.9人(カルフォルニア州)で地域による幅があり、男子は女子の4.2倍の有病率となっていました。


全体としては、2016年の1.9%から今回(2018年)の2.3%と増加傾向が続いています。


有病率の増加傾向については、診断精度の向上が理由として挙げられており、障害そのものが増加しているわけではないと解釈されています。


正しく生活上の支障や客観的な特性を捉えて、信頼性の高い診断を行う工夫が必要であると思われました。

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