昨日は、アメリカの高校生における身体的活動とうつ症状との関連を調べた研究をご紹介しました。
今回は、食事と運動についての調査結果についてご紹介します。
Dietary and Physical Activity Behaviors Among High School Students — Youth Risk Behavior Survey, United States, 2019
アメリカの高校生における食事と運動
2019年におけるアメリカの高校生を対象とした行動調査で、以下のような結果となりました。
・フルーツ(100%果汁ジュース含む)の摂取が1日に1回未満:41.8%、同様に野菜:40.7%となっていました。
・朝食を毎日食べていないのは16.7%
・1つ以上のスポーツチームに参加しているのは57.4%、毎日1時間以上の運動をしているのは23.2%
・一日に1回以上ソーダ類を飲むのは15.1%、スポーツドリンクは10.6%、通常の飲水がグラス3杯未満なのは44.6%となっていました。
要約:『アメリカの高校生の全体的傾向として、野菜・果実を毎日摂取するのは半分以下で、毎日十分な運動(1時間以上)をしているのは3分の1にも満たない』
身体を形成する時期である思春期に、栄養や生活習慣の点で多くの課題があることが確認できました。
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