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アルツハイマー病に対するADHD治療薬等、ノルアドレナリン作動性薬剤の効果


これまでに、アルツハイマー病について神経伝達物質のノルアドレナリンに関連する機能障害が指摘されてきました。


今回は、ADHD治療薬や抗うつ薬等、ノルアドレナリンの機能を増す薬剤(ノルアドレナリン作動性薬剤)のアルツハイマー病に対する研究のまとめ(メタ・アナリシス)をご紹介します。


アルツハイマー病におけるノルアドレナリン作動薬の認知機能・神経精神医学的効果



ノルアドレナリン作動薬のアルツハイマー病に対する効果の検証を含む19本の論文(1,811人の参加者)が分析に含まれました。


結果として、ノルアドレナリン作動薬のアルツハイマー病に対する効果について、以下の内容が示されました。

  1. 全体的な認知機能の評価では、10本の論文(1,300人の参加者を含む)において僅かだが明らかな改善を示していました(MMSE: 認知能力の尺度で0.14SMD: 標準化平均差の差異)。

  2. 失感情の評価では、8本の論文(425人の参加者を含む)において大きな改善を示していました(MMSEで0.45SMDの差異)。

要約:『今まで抗うつ薬やADHD治療薬として使われてきたノルアドレナリン作動薬がアルツハイマー病の一部の症状に効く可能性がある』


評価尺度上のわずかの改善でも生活上の支障を大きく改善することがあり、効果の検証が期待される内容でした。


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