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アルツハイマー病の新薬ドナネマブは病状の進行を30%以上抑制する


アルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドを除去(あるいは蓄積を少なく)する新薬ドナネマブの新しいデータが製薬会社(リリー社 Eli Lilly)から発表されています。


Lilly's Donanemab Significantly Slowed Cognitive and Functional Decline in Phase 3 Study of Early Alzheimer's Disease

リリー社のドナネマブが初期アルツハイマー病に対する第3相試験で明らかに認知・機能的低下を抑制した


アミロイドとともにアルツハイマー病発症に関わる物質として指摘されているタウ蛋白の蓄積レベルが中等度の、臨床的にアルツハイマー病の症状が出現している1,182人が対象となりました。


ドナネマブを投与した場合と偽薬との比較(12か月、18か月)の結果、以下のことが示されました。


・ドナネマブでは症状悪化が偽薬と比較して35%抑制されていました。


・病状の悪化が認められなかった割合が多くなっていました(ドナネマブ47% vs 偽薬29%)。


・脳画像所見の異常(浮腫や出血など)はドナネマブで多くなっていました(例: 微小出血の所見について、ドナネマブ31.4% vs 偽薬14%)。


要約:『ドナネマブは要注意の副作用があるものの、初期アルツハイマー病の進行を明らかに抑制する』


以前から指摘されている脳内出血や浮腫の出現には注意が必要ですが、日常生活で実感されそうな進行抑制が得られている点が印象的でした。



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