アルツハイマー病の血液検査で、方法の正確さに違いはあるか?


アルツハイマー病の血液検査(アミロイドβを検出する方法)にはいくつかの方式が知られていますが、これらの正確さに違いがあるのかは良く分かっていません。


今回は、髄液や画像検査を基準として、これらの方法の正確さを調べ、方法ごとに正確さの違いがあるのか調べた研究をご紹介します。


Head-to-Head Comparison of 8 Plasma Amyloid-β 42/40 Assays in Alzheimer Disease

アルツハイマー病診断のための血漿を用いたアミロイドβ検出法に関する比較


2つの集団を対象とした合計408人の参加者(平均71.6歳 49.3%が女性)を対象としています。


今までに使用されてきたアルツハイマー病の病態を確認する検査(画像検査や髄液検査)で確認し、それぞれの血漿を用いた検査( 略称でIP-MS-WashU、IP-MS-Shim、 IP-MS-UGOT等を含む8種類)の正確さを調べました。


結果として、ワシントン大学で開発された質量分析法: IP-MS-WashU等が他の方法(免疫学的検定)よりも優れていることが分かりました。


つまり、“アルツハイマー病の血液検査には様々な方式が出始めているが、どれも同じというわけではなく、正確さに違いがある”可能性が示されました。


今後、さらに正確さとコストのバランスがとれた現場で使用しやすい検査となることが期待される内容でした。

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