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オメガ3脂肪酸の摂取によるうつ症状発症への影響


DHAやEPA等のオメガ3脂肪酸は不安やうつに対して治療的に作用するのではないかという指摘がされてきました。


今回は50歳以上の年齢層を対象に、毎日オメガ3脂肪酸を摂取し、5年以上の経過でうつ病の発症に対する影響を調べた研究をご紹介します。


長期にわたる海洋性オメガ3脂肪酸のうつに対する効果


研究開始時点においてうつ症状のない50歳以上の18,353人が対象となりました。


毎日海洋性オメガ3脂肪酸(魚類に含まれるEPAやDHA)を摂取し、平均5.3年間の経過を観察し、うつ病や関連症状について発症の割合を調べました。


結果として、以下の内容が示されました。

①僅かですが、オメガ3脂肪酸を摂取したグループのほうがうつ病や関連症状の危険性が上昇していました(ハザード比1.13倍)。

②気分の変動を示す尺度(8-item Patient Health Questionnaire depression scale)ではオメガ3脂肪酸摂取の有無で差異を認めませんでした。


つまり、“魚類に含まれる脂肪酸を毎日摂取することで、僅かでもうつに関連する症状の可能性が上昇するかもしれない”と言えそうです。



今まで、うつや不安の予防効果も含めてEPAやDHAの摂取をすすめてきましたが、必ずしも全てのケースで有効であるというわけではなさそうです。

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