コーヒーやお茶の摂取で認知症発症が減少するかもしれない


今までにも、カフェインを含んだ飲料の摂取が、認知症発症に対して抑制的に働くのではないかという指摘がありました。


今回は、コーヒーや緑茶の摂取量も含めて、認知症発症リスクへの影響を調べた研究をご紹介します。


Association of coffee, green tea, and caffeine with the risk of dementia in older Japanese people

日本人高齢者におけるコーヒー・緑茶摂取と認知症発症リスク


日本における研究で、地域に住む40~74歳の13,757人が調査の対象となりました。


自己記入式のアンケートで飲料摂取について調べ、8年間の経過観察を行いました。


結果として、以下の内容が示されました。

①コーヒーや緑茶の摂取が多いと、認知症発症の割合が減少していました(例として、コーヒー摂取の上位5分の1:326ml以上で、相対的リスクの目安となるハザード比が0.49倍となっていました)。

②コーヒー摂取に関して、認知症発症の減少と摂取量は用量依存的(コーヒーの摂取量が多いほど認知症発症のリスクが少ない)関係がありました。


つまり、“コーヒーや緑茶等のカフェイン飲料を多く摂取すると、認知症発症の割合が減少するかもしれない”と言えそうです。


1日に3杯以上のコーヒー摂取で認知症の発症が大きく減るのなら習慣にしたい気持ちになりそうですが、他の身体的影響なども考えて、嗜好品の付随的効能と考えるのが良いのではないかと思われました。

閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示