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シロシビン補助療法の長期経過


シロシビン(マジックマッシュルームの成分)について、うつ病にたいする有効性を示す研究が複数存在しますが、その長期的な効果について疑問視する議論があります。


今回はシロシビン補助療法について、治療後12ヶ月の経過を調べた研究をご紹介します。


Efficacy and safety of psilocybin-assisted treatment for major depressive disorder: Prospective 12-month follow-up

うつ病に対するシロシビン補助療法の有効性:12ヶ月の経過観察


中等度から重度の(単極性)うつ病に罹患した27人(年齢21~75歳)を対象として、シロシビンの投与を行い、その後12ヶ月間の経過観察を行いました。


結果として、以下の内容が示されました。


・症状の軽減をGRID-HAMD(スコアが高いと重症)という尺度で示すと、元の症状のスコアが22.8→8.7(1週間)→8.9(4週間)→9.3(3ヶ月)→7.0(6ヶ月)→7.7(12ヶ月)となっていました。


・12ヶ月後の反応率(症状の50%以上の軽減を認めた割合)と寛解率はそれぞれ75%、58%となっていました。


要約:『シロシビン投与による治療効果は早期に発現し、長期にわたって持続する可能性がある』


以上の結果を見ると、早く効いて長く効果が続くという、良い面ばかりが印象的ですが、少数例の結果であり、慎重に安全性についての検証をすすめていく必要性を感じました。


もりさわメンタルクリニック:https://www.morisawa-mental-clinic.com/

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