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セロトニン仮説に対する批判は妥当性が低い?


昨日は、うつ病のセロトニン仮説について、根拠に疑問符を投げかける内容のアンブレラ・レビュー(メタ・アナリシスを系統的に調査した研究)をご紹介しました。


今回は、昨日のアンブレラ・レビューの妥当性を疑う内容の論文をご紹介します。


A leaky umbrella has little value: evidence clearly indicates the serotonin system is implicated in depression

見落としのあるアンブレラは価値が低い: 証拠は明らかにうつ病におけるセロトニン系の異常を示唆している


この論文では、昨日ご紹介したレビューに対して、以下のような批判を行っています。


・レビューの経過における、方法論としての根本的な弱さがある。


・データの報告が恣意的である。


・結果を簡略化し過ぎている。


・神経心理薬理学的知見の解釈が誤っている。


特に、セロトニンの元になると言われるトリプトファン欠乏やセロトニン関連の画像検査の知見が、セロトニン仮説の根拠となり得る例を示しています。


要約:『セロトニン仮説を批判したアンブレラ・レビューは過剰な言説である』


様々な点で、セロトニン仮説を支持する証拠もあり、セロトニン仮説を信じる側に揺り戻す内容の論説でした。



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