以前に、イギリスにおけるパンデミック期間中にアルコール摂取に関連する健康上の問題が増えているとお伝えしたことがあります。
今回は、若年における物質使用(アルコール、タバコ、大麻、その他の薬物)が、パンデミック期間中にどのように変化したのか調べた研究をご紹介します。
Substance Use Among Youth During the COVID-19 Pandemic: a Systematic Review
COVID-19パンデミック期間中の若年者による物質使用
24歳未満の若者によるアルコール、大麻、タバコ、電子タバコ、その他の薬物について調べた49の研究が分析の対象となりました。
研究の対象は北アメリカを主としており、北アメリカ22国、ヨーロッパ19国となっていました。
結果として、大多数の研究で、パンデミック期間中、(一部の薬物を除いて)全般的にアルコール等の物質使用が減少傾向にありました。
要約:『若者を対象とした場合には、パンデミック期間中の物質使用は減少傾向である』
論文中では、若者が家庭で過ごす時間が多くなり、同年代の交流が減少することによって物質への暴露が低下したことが一因としてあげられていました。
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