フラボノールの摂取はアルツハイマー病を抑制する?


昨日は、認知症発症が多くなる食事パターンについてお伝えしました。


肉製品を中心とした画一的な内容を避けて、野菜などの健康的な食事内容を広範囲に偏らずに(ワンパターンにならないように)摂ることが良いようでした。


今日は、野菜や果実に多く含まれる認知症発症を少なくするかもしれない栄養素(フラボノール)についてご紹介したいと思います。


Dietary flavonols and risk of Alzheimer dementia

フラボノールとアルツハイマー病のリスク


フラボノールは栄養素として一群を形成しているフラボノイドの一種で、果実や(色の濃い)野菜などに多く含まれ、抗酸化作用や抗炎症作用をもつと言われています。


今回961名(平均81.2歳、75%が女性)について毎年、食事内容に関する質問票と神経学的な精査が行われました。


結果として、フラボノールを一番多く摂取していたグループでは、最も摂取量が少ないグループに対して認知症の発症が半分近く(48%低下)に抑えられていました。※もともとフラボノールを多く摂取しているグループでは教育歴や身体的活動に参加している割合が高いのですが、これらの“交絡因子(こうらくいんし)”と呼ばれる要素を調整した後の結果です。


この他にも、ケンペロール(51%低下)、ミリセチン(38%低下)等についても大きな違いが認められていました。


いずれも果実や野菜に多く含まれている栄養素です。特にフラボノールはケール・豆類・ほうれん草・りんご・オリーブオイル・トマトソースなどに広範囲に含まれており、摂取しやすい栄養素であると思われます。


長期的な脳の健康を考えるときには摂取が望ましい栄養素の一つであると考えられました。


#認知症

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