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ベンゾジアゼピン類の外来処方の傾向


昨日は、近年のベンゾジアゼピン類有害事象の全体的な減少、若い年代での増加についてお伝えしました。


今回は、時期が遡って(2018年)、アメリカにおけるベンゾジアゼピン類の外来処方に関する論文をご紹介します。


Patterns in Outpatient Benzodiazepine Prescribing in the United States

外来におけるベンゾジアゼピン類の処方パターン


2003年から2015年のベンゾジアゼピン類の処方を伴う外来受診について、時期ごとの調査データ(National Ambulatory Medical Care Survey)を用いて調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・救急受診に占める割合は3.8%から7.4%に増加していました。


・精神科医の処方における割合は30%程度で安定していましたが、一般内科の処方における割合は3.6%から7.5%に増加していました。


・不眠に関する処方はほぼ同様でしたが、神経症状や慢性疼痛に関する処方が増加していました。また、オピオイド類や他の鎮静剤との使用は増加していました(例:他の鎮静剤について0.7%から1.5%に増加)。

要約:『アメリカにおいては2015年以前に、ベンゾジアゼピン類の処方は増加傾向で、精神科以外の医師や主訴において増加の傾向があった』


オピオイドや他の鎮静剤との併用が多くなっている傾向は、他の論文とも一致していると考えられました。



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