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ベンゾジアゼピン類の有害事象の実態調査


抗不安薬や睡眠薬として良く使用される薬剤として、ベンゾジアゼピン類という薬剤の仲間があります。


最近は、新しいタイプの睡眠薬が使用されるようになり、日本でも処方量が減っていると思われます。


今回は、カナダにおけるベンゾジアゼピン類の有害事象を調べた調査をご紹介します。



The epidemiology of benzodiazepine-related toxicity in Ontario, Canada: a population-based descriptive study

カナダのオンタリオにおけるベンゾジアゼピン類関連の有害事象に関する疫学


2013年1月1日から2020年12月31日まで、ベンゾジアゼピン類の有害事象に関する救急受診や入院について調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・上記の期間内に、32,674件の有害事象(による救急受診や入院。以下、有害事象と記載)がありました。


・ベンゾジアゼピン類による有害事象の発生率は10万人当たり、28.0人から26.1人へ減少していました。


・しかし、若年者(19歳から24歳)における有害事象は、10万人当たり19人から24人へと増加していました。


・ベンゾジアゼピン類の処方は48.9%に減少していましたが、オピオイド類、中枢刺激薬、アルコールの併用は28.8%にのぼっていました。


要約:『ベンゾジアゼピン類の処方や有害事象は全体的には減少しているが、若い年代では増加している』


最近、ベンゾジアゼピン類のネガティブな側面が周知されたことにより、処方自体は減っていると思われますが、依然として特に若い年代おける有害事象の多い状況が分かりました。



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