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ベンゾジアゼピン類やZ薬使用の傾向


ベンゾジアゼピン類と言われる抗不安薬・睡眠薬の使用については、近年、依存性や認知障害などのネガティブな側面が強調されています。


ベンゾジアゼピン類に認められるふらつき等の副作用が少ない薬剤として、Z薬(zopicloneやzolpidem等のZがつくのでこのように呼ばれます)がかなり以前に登場し、比較的良く使われていた時期がありました(今はさらに後に登場した新しいタイプの睡眠薬の処方量が増えています)。


今回は、かなり前(2014年)の論文ですが、Z薬の処方量が増加していた時期についての論文をご紹介します。


Use of benzodiazepines and related drugs in Manitoba: a population-based study

マニトバにおけるベンゾジアゼピン類と関連薬の使用


カナダのマニトバにおける研究で、1996年から2012年のデータ(Drug Product Information Network database of Manitoba)を元にしています。


結果として、以下の内容が示されました。


・調査期間中、ベンゾジアゼピン類の使用は1000人当たり約61.0人で安定していました。


・Z薬については10.9人から37.0人へと増加していました。


・ベンゾジアゼピン類に関する事故(転倒等)は減少傾向(55.5人から30.3人へ)でしたが、Z薬に関しては(7.3人から20.3人へ)増加していました。


要約:『1990年代後半から2010年代前半の時期では、Z薬の使用が増加し、それに伴って事故も増えていた』


時期ごとに主要な薬剤が徐々に移り変わっており、どの薬剤もポジティブな面とネガティブな面があることが感じられました。



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