不健康な食事のパターンは脳の萎縮と関連する


高脂肪や糖質を多く含むいわゆる“不健康な”食事パターンはうつ症状や認知能力の低下と関連することが指摘されてきました。


今回は、このような食事パターンが脳の構造にどのような影響を与えるのか調べた研究をご紹介します。


Western diet is associated with a smaller hippocampus: a longitudinal investigation

https://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-015-0461-x

西洋的食事パターンは海馬の縮小と関連する


Personality and Total Health Through Life Studyという研究のデータを元としており、60~64歳の255人が対象となりました。


質問紙を用いた回答とMRIの脳画像所見との関連を4年の経過で調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・脂肪や糖質を控えた“慎重な”食事パターンの場合は海馬の体積が平均より45.7mm3大きくなっていました。


・脂肪や糖質の摂取が多い“不健康な”食事パターンの場合は海馬の体積が平均より52.6mm3小さくなっていました。


・以上の結果は、年齢や性別、教育、就労、うつ症状、服薬、活動性、喫煙、高血圧、糖尿病等の付随する要因を調整した後でも変わりませんでした。


要約:『“不健康な”食事パターンでは、初老期の数年の経過で脳の一部がより早く縮小するかもしれない』


食事パターンのうち、どのような要素が大きく影響しているのか具体的には分かりませんが、精神的機能悪化の背景に、このような脳の構造的背景があるのかもしれません。


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