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主観・客観の数的能力が与える影響


自分で数学(算数)が苦手だと思っている(主観的な数的コンプレックスがある)と「私は数字に弱いから」と言って、数的な把握を避けてしまいそうです。


かと言って、実際には数的能力が低いのに、その自覚がないと数的なミスが多くなり、支障が大きくなりそうです。


今回は、このような数的能力の主観・客観のギャップがどのように影響するのかを2つのデータを用いて調べた研究をご紹介します。


Despite high objective numeracy, lower numeric confidence relates to worse financial and medical outcomes

客観的な数的能力があっても、数的な自信がないと、経済や医学的状況に悪影響がある


調査1では、数的能力と経済状況との関連について、インターネット上で4,572人を対象として調査をおこなったところ、数的能力と経済状況とは関連を示していましたが、客観的な能力で優れていても、主観的に数的事柄への苦手意識があると、その効果を打ち消していました。


調査2では、全身性の炎症性疾患(SLE)について、(その管理には治療選択肢のコストなど様々な点で数的なセンスを要するという考えを背景として)治療経過と数的センスとの関連を調べています。


ここでも、数的能力と治療経過との間に相関を認め、数的能力が高い方が治療経過が良かったのですが、それも主観・客観とも数的能力が高い場合に限られ、客観的には高い数的能力を持っていても、主観的に数的能力の自信がないと良い影響を与えていませんでした。


要約:『数的能力は客観的な能力だけではなく、主観的な自信があってはじめて有効となる』


能力が生活へ良い影響を及ぼすためには、客観的な能力だけではなく、その能力を把握し運用するための主観の力が必要であると思われました。



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