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低年齢の子どもにおけるADHD治療薬の安全性


昨日は、比較的新しいADHD治療薬についての安全性の報告をご紹介しました。


今回は、ADHD治療薬の中でも使用頻度の高い中枢刺激薬である徐放性メチルフェニデートニデート extended-release methylphenidate (以下、MPHと表記)について、低年齢の子どもにおける安全性を調べた研究をご紹介します。


Long-Term Treatment With Extended-Release Methylphenidate Treatment in Children Aged 4 to <6 Years

4から6歳の子どもにおける徐放性MPHの長期治療


ADHDと診断された4から6歳の子ども90人が対象となりました。


治療で発生した有害事象 Treatment-emergent adverse events (以下、TEAEと表記)や、治療の効果について経過を調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・TEAEのほとんど(89.9%)は、軽度から中等度のレベルでした。


・2例が体重減少のため服薬を中断しました。18%が食欲低下と体重減少を体験しました。


・その他の副作用として、不眠9%、高血圧6.7%等となっていました。


・経過観察中、ADHD症状の軽減効果は持続していました。


要約:『徐放性MPHは体重減少などの副作用はあるものの、概ね低年齢の子どもでも安全に使用できる』


成長に対する影響も懸念されるため、ADHD症状軽減によるメリットとバランスを考えて使用する必要性を感じました。



もりさわメンタルクリニック:https://www.morisawa-mental-clinic.com/

rTMS治療:

YouTubeチャンネル(オンライン講座):https://www.youtube.com/channel/UCd8RS50q_Ol_x82AL9hhziQ

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