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双極性障害におけるリチウム治療と骨粗鬆症のリスク軽減


双極性障害では、気分変動を安定させる目的で、リチウム、バルプロ酸ナトリウム等の気分安定薬や、オランザピン、クエチアピン等の抗精神病薬が使用されます。


今回は、双極性障害の治療でリチウムを用いた場合に、骨粗鬆症の発症が抑制されるのではないかという内容の研究をご紹介します。


Association of Lithium Treatment With the Risk of Osteoporosis in Patients With Bipolar Disorder

双極性障害におけるリチウム治療と骨粗鬆症のリスク軽減


デンマークにおける研究で、双極性障害のある22,912人(平均50.4歳、56.6%が女性)が対象となりました。


結果として、以下の内容が示されました。


・双極性障害をリチウムで治療している場合には、骨粗鬆症の発症が少なくなっていました(ハザード比0.62倍)。


・他の治療薬(バルプロ酸や抗精神病薬等)では、このような違いを認めませんでした。


要約:『双極性障害をリチウムで治療していると骨粗鬆症の発症が減少するかもしれない』


精神科の臨床における薬剤選択に直接的な影響を与える可能性は少ないかもしれませんが、付加的な情報としては興味深い内容であると思われました。



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