小児の“熱性けいれん”やてんかんは、後のADHD発症と関連するか?


乳幼児期に発症する発熱に伴うけいれんや意識障害について“熱性けいれん”と診断されることがあり、多くの場合は成長とともに軽快する予後の良い疾患として知られています。


今回は、小児期の熱性けいれんやてんかんが、後のADHDのリスクを上昇させるのか、関連性について調べた大規模な研究をご紹介します。


Childhood Epilepsy, Febrile Seizures, and Subsequent Risk of ADHD

小児期のてんかん、熱性けいれん、後のADHD発症リスク


デンマークの大規模な研究で、1990~2007年に出生した906,379人を対象としています。


経過観察を行ったところ、21,079人がADHDを発症しました。てんかんがあった場合は2.72倍、熱性けいれんの場合は1.28倍、両方ともあった場合は3.22倍のリスク上昇がありました。


原因というわけではないかもしれませんが、何らかの因子を共通して持っている等、てんかん・熱性けいれん・ADHDには何らかの関連がありそうです。乳幼児期の既往には注意が必要であると考えられました。


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