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心房細動と認知障害・認知症との関連



心臓の一部(心房)が細かく震える状態を「心房細動 Atrial fibrillation (以下、AF)」と言い、脳梗塞の原因になる等、長期的な視点では健康に大きな影響が考えられます。


今回は、AFがあると認知障害の発症リスクにどのような影響があるのか調べた研究をご紹介します。


Cognitive Impairment and Dementia in Atrial Fibrillation: A Population Study of 4.3 Million Individuals

心房細動と認知障害・認知症との関連


イギリスにおける研究で、430万人の健康に関するデータが用いられました。


233,833人(5.4%、平均74.2歳)にAFがあり、性別と年齢を適合させたAFのない対照群と比較を行いました。


結果として、以下の内容が示されました。


・平均5.3年間の追跡で4,269人の認知障害発症がありました。


・AFのある場合には、認知障害の発症が多くなっていました(ハザード比1.45倍)。


・他に高齢(1.08倍)、うつの既往(1.44倍)等が、認知障害発症のリスクを上昇させていました。


要約:『心房細動があると認知障害の発症が増加する可能性がある』


論文中では、他のリスク因子として(以前から指摘されているように)糖尿病、脂質異常症、末梢動脈疾患、脳梗塞の既往等が挙げられていますが、心房細動は自覚が生じにくい人もいるので、健診などでのチェックが重要であると思われました。




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