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思春期におけるうつ病から双極性障害への移行

◎要約:『うつ病から双極性障害への移行は、思春期では成人よりも少ないかもしれない』





今回は、うつ病から双極性障害への移行について、思春期と成人とを比較した研究をご紹介します。


思春期と成人におけるうつ病から双極性障害への移行

Adolescent and Adult Transitions From Major Depressive Disorder to Bipolar Disorder


スウェーデンにおける研究で、成人と思春期の若年者が同数の合計228人(成人の平均24.5歳、思春期の平均15.3歳)が対象となりました。


うつ病から双極性障害への移行を調べた結果として、以下の内容が示されました。


・成人は早期の移行が20人(17.5%)、思春期では8人(7.0%)でした。これをオッズ比で示すと0.42倍で、思春期では早期移行が起こりにくいという結果でした。


・思春期のほうが、受診回数は多くなっていました(月あたりで1.21回 vs 0.97回)。


・双極性障害への移行後は、両方のグループで抗うつ薬の処方が低下していました。




気分障害の治療において、うつ病から双極性障害への移行に早期に気づいて、方針を見直すことが重要ですが、年代によってもその割合が異なるかもしれないという内容でした。


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