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新しいタイプの睡眠薬は従来型睡眠薬よりも骨折が多くなるかもしれない


新しいタイプの睡眠薬については筋弛緩作用が少なく、転倒などのリスクも軽減されることが予想されてきました。


今回は、従来からしばしば用いられていた睡眠薬であるベンゾジアゼピン系睡眠薬と新しいタイプのスボレキサントの骨折リスクを比較した研究をご紹介します。


Effectiveness of suvorexant versus benzodiazepine receptor agonist sleep drugs in reducing the risk of hip fracture: Findings from a regional population-based cohort study

スボレキサントとベンゾジアゼピン系睡眠薬の大腿骨頸部骨折リスク


地域で生活する高齢者を対象にしてスボレキサント服用者6,860人、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の服用者50,203人の高齢者の転倒で頻発する大腿骨頸部骨折のリスクを比較しました。


結果として、以下の内容が示されました。


・全体としてスボレキサント服用者の方が、ベンゾジアゼピン系睡眠薬服用者よりも大腿骨頸部骨折のリスクが高くなっていました(ハザード比1.48倍)。


・様々な部分的集団(例:75歳以上のサブグループなど)でスボレキサントの骨折リスクが高くなっていました。


要約:『スボレキサントを服用している時、ベンゾジアゼピン系睡眠薬よりも大腿骨頸部骨折の起こるリスクが高くなるかもしれない』


通常は、スボレキサントの骨折リスクの方が低いと考え、睡眠薬の選択を行っていますが、様々な条件の元で、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の方がリスクが低い可能性も考えられました。



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