昨日は慢性疼痛患者における大麻使用についてお伝えしました。
今回は、更年期女性の大麻使用に関する発表( The North American Menopause Society)についてご紹介します。
アメリカにおいて、45~64歳の女性を対象に行われたオンライン調査で、5,174人(平均55歳)からの回答を分析しています。
結果として、以下の内容が示されました。
・10%が過去1か月に何らかの方法で大麻を使用していました。
・過去1か月の使用者のうち31%は喫煙によって、19%は食物内容として毎日(ほぼ毎日)大麻を使用していました。
・使用目的では、娯楽(62%)、娯楽と医療(25%)、医療のみ13%となっていて、医療では、慢性疼痛、不安、睡眠、ストレスの緩和がありました。
要約:『アメリカでは更年期女性の1割程度に(娯楽・医療目的での)大麻使用が認められる』
様々な身体的・精神的負担の軽減に対して、大麻の使用が拡大している可能性が考えられました。
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