
昨日は、脳に対するコーヒー独自の作用があるのではないかという内容をご紹介しました。
今回は、大規模なデータを用いて、コーヒー飲用と糖尿病との関連について調べた発表( Epidemiology and Prevention/Lifestyle & Cardiometabolic Health meeting 2021)についてご紹介します。
今回用いられたデータは、UK Biobank Study (145,368人) とRotterdam Study (7,172人)です。
コーヒーの飲用習慣についてはインタビューで、糖尿病については空腹時血糖、医療記録、糖尿病薬の薬歴を用いて調べました。
・コーヒー1杯の飲用増加で、2型糖尿病のリスクが4~6%軽減していました。
・効果は豆を挽いたフィルターでいれたコーヒーで大きく、インスタントコーヒーでは小さい傾向がありました。
要約:『コーヒーの飲用は2型糖尿病のリスクをわずかに軽減するかもしれない』
調査では他にもインスリン抵抗性やCRP(C reactive protein)についても調べており、背景には様々な要素の関与が考えられました。
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