生後6ヶ月の機能画像で自閉症スペクトラム障害の発症が予測できるかもしれない

自閉症スペクトラム障害で出現する睡眠障害や感覚特性等、様々な症状と脳の構造変化について指摘されてきました。
今回は、ハイリスクの乳児(生後6ヶ月)の機能画像で2歳における自閉症スペクトラム障害発症の予測ができるかもしれないという内容の研究をご紹介します。
ハイリスクの乳児(生後6ヶ月)で、脳機能機能画像を用いて2歳時の自閉症発症を予測する
近親者に自閉症スペクトラム障害を認めるハイリスクの乳児(生後6ヶ月)59人が対象となりました。
生後6ヶ月の時点で撮影された脳の働きが分かる画像(脳機能画像)を機械学習アルゴリズムを用いて分析し、2歳時点でのASD発症について予測しました。
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