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痛みに対する、感情への気づきと表出を行う療法の効果

◎要約:『慢性の疼痛に対して、感情への気づきと表出を行うグループセッションが有効である可能性がある』






痛みに対する非薬物療法として、認知行動療法やマインドフルネスが有効であると指摘されきました。


今回は、慢性疼痛に対して、グループセッションを含む感情への気づきと表出を行う療法: Emotional Awareness and Expression Therapy(以下、EAET)と認知行動療法 Cognitive Behavioral Therapy(以下、CBT)の効果を比較した研究をご紹介します。


高齢の退役軍人における慢性疼痛への効果、感情への気づきと表出を行う療法と認知行動療法の比較

Emotional Awareness and Expression Therapy vs Cognitive Behavioral Therapy for Chronic Pain in Older VeteransA Randomized Clinical Trial


少なくとも3ヶ月以上、筋骨格系の疼痛に罹患している60~95歳の退役軍人(平均71.9歳、92%男性)が対象となりました。


対象者をEAETとCBTに分けて、10週間の経過で痛みや精神状態に関する効果を調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・EAETの方がCBTに比較して大きな痛みの改善を経験しており、療法に反応した(30%以上の痛みの改善があった)割合も、EAETの方が多くなっていました(EAET63% vs CBT17%)。


・他に、抑うつ、不安、PTSD症状などについてもEAETの改善が大きくなっていました。




慢性に経過する痛みと感情の認知や表出との深い関連を感じさせる結果となっていました。


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