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痛風と認知症(その他の神経変性疾患)との関連


尿酸の結晶が関節などの組織に生じ、強い痛みが生じることで有名な「痛風」ですが、循環器疾患等、他の疾患リスクとの関連が指摘されてきました。


今回は、痛風と認知症を含む、神経細胞が変性する疾患のリスクについて関連を調べた研究をご紹介します。


Association of gout with brain reserve and vulnerability to neurodegenerative disease

痛風と脳の予備力・神経変性疾患への脆弱性


イギリスの大規模な生体データ UKBiobankを元にした研究で、40から69歳の303,000人が対象となりました。


痛風がある場合とない場合とで、画像検査を用いて脳の構造を比較しました。


結果として、以下の内容が示されました。


・尿酸値は全体の脳体積と逆相関の関係(片方が大きいともう片方が小さいという関係)があり、痛風があると脳灰白質に2年間老化が生じている傾向がありました。


・痛風と高尿酸値は特に小脳や橋、中脳等の灰白質の体積変化と関連を示していました。


・痛風がある場合には、認知症リスクの増加(ハザード比1.60倍)があり、特に診断から最初の3年が多くなっていました(ハザード比7.40倍) 要約:『痛風がある場合には、脳の体積変化と認知症発症リスクが高くなる可能性がある』


アルツハイマー病だけで考えた場合には、痛風の場合には少なくなることも指摘されており、検証が必要な内容だと思われました。 もりさわメンタルクリニック:https://www.morisawa-mental-clinic.com/

rTMS治療:

YouTubeチャンネル(オンライン講座):https://www.youtube.com/channel/UCd8RS50q_Ol_x82AL9hhziQ

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