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精神疾患における心臓血管疾患のリスクと心理社会的介入


統合失調症等の比較的重度の精神疾患においては心臓血管疾患のリスクが上昇することが知られています。


今回は、治療に関するカウンセリング等の心理社会的介入によって精神疾患における心臓血管疾患のリスクがどのように変化するか調べた研究をご紹介します。


Effect of a Comprehensive C ardiovascular Risk Reduction Intervention in Persons With Serious Mental Illness

A Randomized Clinical Trial

重篤な精神疾患における心臓血管リスク軽減のための介入による効果


アメリカのメリーランド州における研究で、少なくとも1つの心臓血管リスク(高血圧、喫煙、糖尿病、脂質異常症等)をもつ、精神疾患の患者269人が調査の対象となりました。


精神疾患には統合失調症、統合失調感情障害、双極性障害等、比較的重度と考えられている疾患が含まれていました。


18ヶ月にわたって、健康問題のコーチや看