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糖尿病薬の中には認知症のリスクを軽減するものがある


糖尿病は認知症のリスクの中でも比較的大きなものの一つであることが指摘されてきました。


今回は、糖尿病治療薬が認知症のリスクにどのような影響を与えるのかを調べた研究をご紹介します。


Use of oral diabetes medications and the risk of incident dementia in US veterans aged ≥60 years with type 2 diabetes

経口糖尿病薬の使用と、糖尿病に罹患した60歳以上の退役軍人における認知症リスク


2型糖尿病に罹患した60歳以上の退役軍人(平均65.7歳)が対象となりました。


研究開始から17年間にわたって経過観察を行い、糖尿病の治療薬の違いによって、認知症リスクがどのような影響を受けるのか調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・チアゾリジンジオンの単剤治療ではメトホルミンの単剤治療よりも22%糖尿病のリスクが低くなっていました。


・チアゾリジンジオン+メトホルミンの併用療法では、メトホルミン単剤に比較して11%の糖尿病リスク軽減を認めました。


・スルホニル尿素による単剤治療では、メトホルミンの単剤治療に比較して12%糖尿病リスクが高くなっていました。


要約:『糖尿病薬の中にはチアゾリジン系糖尿病薬のように認知症のリスクを軽減するものがあるかもしれない』


糖尿病治療においては、血糖値のコントロール以外にも、長期的な視点から様々な影響を考慮する必要がありそうです。


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