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統合失調症において早期の死因は自殺が最も多い


うつと自殺との関連は良く知られており、支援や見守りにおいて希死念慮の訴えや兆候に注意が払われると思います。


今回は、統合失調症の死因や死亡の予測因子について調べた研究をご紹介します。


Predictors of Mortality Following a Schizophrenia Spectrum Diagnosis: Evidence From the 20-Year Follow-up of the OPUS Randomized Controlled Trial


デンマークの大規模な研究(The OPUS study )のデータを元としており、統合失調症と初めて診断された578人が対象となりました。


研究の開始から、2,5,10,20年後に臨床的評価を行い、経過と死亡率との関連を調べました。


結果として、以下の内容が示されました


・20年の経過で82人(14.4%)が死亡し、死因のうち最も多かったのは自殺でした(27%)。


・研究開始時の要因として、死亡率を下げていたのは、就労(ハザード比0.47倍)、その精神病性疾患が統合失調症以外であった場合(ハザード比0.36倍)等でした。


・死亡率を上昇させていたのは物質障害の合併(ハザード比2.56倍)でした。


要約:『統合失調症の早期死因として自殺が多く、物質障害が合併すると死亡率が上昇する傾向がある』


統合失調症において、特に診断から早期や物質障害が合併した場合に自殺企図の危険性に留意する必要性を感じました。




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