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肥満と認知機能との関係ははっきりしていない?


昨日は、筋肉脂肪と認知機能低下との関連についてお伝えしました。


現在までに、肥満の尺度として用いられる体格指数(BMI)と認知機能との関連については、様々な意見があります。


今回は、BMIと認知機能との関連について、複数の論文をまとめた分析(2018年)をご紹介します。


Impacts of Overweight and Obesity in Older Age on the Risk of Dementia: A Systematic Literature Review and a Meta-Analysis


高齢者のBMIと認知機能との関連について調べた16本の研究(いずれも収入が比較的高い国で、経過観察期間は3~18年)が分析の対象となりました。


結果として、以下の内容が明らかになりました。


・13本の研究については、BMIと認知症発症とは逆相関(一方が大きいと他方は小さい)の関係を示していましたが、3本については正の相関(一方が大きいと他方も大きい)がありました。


・14本の論文では、BMIが高い場合の認知症の相対的リスクは0.95、観察期間を9年以上とすると1.03でした。


要約:『BMIと認知症発症の関連については、研究の間でバラつきがあり、はっきりしていない』


肥満が認知症の危険因子であるとする意見(結果)もありますが、少なくとも全体的な肥満と認知症との関連は明らかとは言い難い結果でした。



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