胎盤で発現している統合失調症関連遺伝子と脳体積の関係


以前に胎盤で発現している遺伝子と統合失調症の発症リスクについての論文をご紹介したことがあります(Convergence of placenta biology and genetic risk for schizophrenia)。


今回は、より踏み込んで、胎盤における統合失調症の発症リスクを示す遺伝子と、発達早期における脳の体積について調べた研究をご紹介します。


Placental genomic risk scores and early neurodevelopmental outcomes

胎盤遺伝子スコアと早期神経発達


胎盤における統合失調症関連遺伝子の尺度:genomic risk scores for schizophrenia (PlacGRSs)と脳体積の関連について、データが得られた242人について分析しています。


結果として、男性についてのみ、胎盤におけるスコアが高いほど脳体積が小さいという関係が認められました。


今回は、男性についてのみの関連性でしたが、さらに広い範囲で有効な発症リスクの推測ができると、統合失調症の予防について、より具体的な指針となるかもしれません。

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