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脳の体積低下はアルツハイマー病の病理的変化とは別のペースで進行する




アルツハイマー病が進行しているかを知る目安として、脳の海馬という部分の体積減少が参考とされることがあります。


今回は、海馬の体積減少はアルツハイマー病の進行を示す病理的変化と関連しているのかを調べた研究をご紹介します。


Association of pathological and volumetric biomarker changes with cognitive decline in clinically normal adults: Harvard Aging Brain Study


認知症ではない128人(56%が女性、平均73歳)が対象となりました。


結果として、以下の内容が示されました。


・アミロイドβやタウ蛋白といったアルツハイマー病で蓄積する物質の所見とは独立に、海馬の体積減少は、認知能力低下との関連を示していました。


・海馬の体積減少は、認知能力低下の10%を説明していました。


・PETの所見など、別の画像所見を組み合わせると、認知能力低下の45%を説明していました。


要約:『海馬の体積減少は、認知能力低下とは関連するが、必ずしもアルツハイマー病自体の進行とは関連しない』


海馬の体積減少は、アルツハイマー病自体の病理的変化とは別のペースで進行すると考えたほうが良さそうです。



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