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脳卒中の前にはうつ症状が悪化する


うつ症状と循環器疾患等の身体疾患との関連性が示されてきました。


今回は、脳卒中前後におけるうつ症状の経過について調べた研究をご紹介します。


脳卒中前後におけるうつ症状の長期的変化


大規模な加齢に関するイギリスの研究 English Longitudinal Study of Ageing (ELSA) のデータを用いた研究で、まずは脳卒中の既往のない10,797人について脳卒中前のうつ症状について調べ、次に脳卒中後の425人と健常者とを他の条件を合わせた上で比較して、その後の状態を調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・脳卒中前の数年間は、脳卒中を起こさない人に比べてうつ症状が強くなっていました。


・脳卒中後もうつ症状の悪化は継続し、7年間は継続していました。


・うつ症状は気分変動と疲労感において最も顕著でした。


要約: 『脳卒中の数年前からうつ症状が悪化し、それは卒中後も、特に気分の低下や疲労感において7年間は継続することが多い』


脳の血管障害に関連したうつ症状は比較的抗うつ薬の効果が低いと指摘されており、疲労感等に対する対策を抗うつ薬以外にも検討しながら、慎重に経過を見ていく必要性を感じました。



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