若年で生じたうつ病と身体症状との関連


うつ病においては自傷や不眠等、病気の一部として捉えられる症状や、一般的には身体疾患が由来と思われる内容まで幅広い影響が出現します。


今回は、若い時に生じるうつ病で身体への影響を調べた研究をご紹介します。


Association of Youth Depression With Subsequent Somatic Diseases and Premature Death

若年のうつ病とその後に生じる身体疾患・早期死亡関連


スウェーデンにおける大規模な研究で、1982~1996年に生まれた全人口の1,487,964人が調査の対象となりました。


ここでは若年を5~19歳と定義し、この年代にうつ病と診断されたのは37,185人(2.5%)にのぼりました。


若年でうつ病と診断された場合には、調査した69の身体疾患のうち66の疾患でより高いリスクで罹患することがわかりました。


特にリスクが高くなっていたのは自傷による外傷14.4倍、睡眠障害8.1倍、ウィルス性肝炎6.1倍、死亡率5.9倍、自傷による死亡14.6倍となっていました。


特に、大きな関連をもっているものは、うつ病の一部として捉えられる症状でしたが、それ以外にも幅広く身体疾患が出現しやすいようです。


うつ病を発症した場合には、若年であっても身体疾患のリスクに留意する必要性を感じました。

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