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葉酸・ビタミンD欠乏と統合失調症


昨日は、葉酸の補充によって、自傷や自殺企図が減少るするかもしれないという内容をお伝えしました。


今回は、初発の統合失調における葉酸・ビタミンD濃度について調べた研究(メタ・アナリシス)をご紹介します。


Nutritional Deficiencies and Clinical Correlates in First-Episode Psychosis: A Systematic Review and Meta-analysis

栄養欠乏と初発の精神病性疾患の症状


ビタミンやミネラルと精神病症状との関係を含む28本の論文(1221人の初発精神病)が分析の対象となりました。


ビタミンやミネラルの濃度について、健常者との比較や症状との関連を調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・健常者と比較して、葉酸とビタミンDについて、明らかな低下を認めました(葉酸 g = −0.624、ビタミンD g = −1.055)。


・症状の指標を分析したところ、葉酸とビタミンDについては、濃度が低いほど症状が高度になる傾向を認めました。


・他の栄養素については、ビタミンCでわずかに濃度低下を認めた以外は、同様の傾向はありませんでした。


要約:『葉酸やビタミンDの欠乏が、精神病の発症や症状の悪化に関連している可能性がある』


何らかの介在因子があるのかもしれませんが、どのような仕組みが想定されるのか気になる結果でした。


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