通常、糖分や塩分、脂肪分を多く含み、原材料からの加工の程度が大きい食品(スナック類、ファーストフードに多い)を“超加工食品(ultraprocessed food)”と言います。
今回は、超加工食品の摂取量と認知能力低下の速度について調べた研究をご紹介します。
Association Between Consumption of Ultraprocessed Foods and Cognitive Decline
超加工食品の消費と認知能力低下の関連
ブラジルの6か所で募集が行われ、最終的に10,775人(平均51.6歳、54.6%女性)が分析の対象となりました。
平均8年間の経過で、超加工食品の摂取量と認知能力低下の関連を調べました。
結果として、以下の内容が示されました。
・超加工食品の摂取量が多いグループでは、少ないグループに比較して、全体的な認知能力の低下の割合が28%速くなっていました。
・同様に遂行能力においては、低下の割合が25%速くなっていました。
要約:『超加工食品の摂取量が多いと認知能力の低下が速くなる可能性がある』
極端に摂取カロリーが多い場合は除外されているようですが、超加工食品の摂取量に付随する様々要因の影響が気になるところでした。
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