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身体醜形障害の心理社会的機能について


昨日は、特に重症の身体醜形障害については、慢性の経過をとることが多いことについてお伝えしました。


今回は、身体醜形障害における様々な機能的側面について調べた研究をご紹介します。


Psychosocial functioning and quality of life in body dysmorphic disorder

身体醜形障害における心理社会的機能と生活の質


身体醜形障害の国際的診断基準を満たす176人が対象なりました。


身体醜形障害の心理社会的機能や生活の質に関して、様々な尺度で調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・精神衛生に関連する生活の質においては、平均よりも-1.8SD(標準偏差)低くなっていました(統計でよく出てくる正規分布で考えると1SDの中に約70%、2SDの中に95%くらいがおさまっているので、この場合は下位の5%くらいに近い感覚と思われます)。


・娯楽と満足感については平均よりも2.1SD、社会的適応については2.4SD低い評価となっていました。


・これらの生活の質や機能的評価は、身体醜形障害の重症度の影響を受け、治療を受けているかどうかとは関連していませんでした。


要約:『身体醜形障害では、症状の重症度と関連して生活の質や適応が大きく低下する』


身体醜形障害では、生活の質や適応の低下の幅が非常に大きいことが確認できる内容でした。



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