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過敏性腸症候群の患者における線維筋痛症と慢性疲労症候群の有病率




はっきりとした原因は分からないけれど、頻繁に下痢や便秘を繰り返す(どちらかだけのこともあります)腸の機能障害について、“過敏性腸症候群”という診断がなされることがあります。


今回は、過敏性腸症候群と他の原因不明の身体疾患(線維筋痛症、慢性疲労症候群)との合併について、有病率を調べた研究をご紹介します。


Prevalence of Fibromyalgia and Chronic Fatigue Syndrome among Individuals with Irritable Bowel Syndrome: An Analysis of United States National Inpatient Sample Database

過敏性腸症候群の患者における線維筋痛症と慢性疲労症候群の有病率


アメリカにおける研究で、全国規模のデータ(the National Inpatient Sample )を用いています。1,256,325人の過敏性腸症候群の患者を対象として、線維筋痛症と慢性疲労症候群の合併を調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・過敏性腸症候群の患者のうち10.73%は線維筋痛症、0.42%は慢性疲労症候群の合併を認めました。


・過敏性腸症候群の患者は、オッズ(ある事象の起こりやすさ)の比を目安として、一般人口よりも線維筋痛症5.33倍、慢性疲労症候群5.40倍となっていました。


要約:『過敏性腸症候群があると線維筋痛症や慢性疲労症候群が生じやすい可能性がある』


共通のしくみがあるのかは不明ですが、過敏性腸症候群と合併しやすい疾患として注意が必要であると思われました。



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