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配偶者ががんの診断を受けた場合の自死関連事象

執筆者の写真: もりさわメンタルクリニックもりさわメンタルクリニック

◎要約:『配偶者ががんと診断された場合には、(特に診断から1年以内に)自死の企図が増える可能性がある』






がんの診断された本人の自死関連事象(自死企図など)が特に診断後間もなくの期間において増加することが知られています。


今回は配偶者ががんと診断された場合の自死関連事象(自死企図など)について調べた研究をご紹介します。


Suicide Attempt and Suicide Death Among Spouses of Patients With Cancer


デンマークにおける全国の医療記録を元にした研究で、配偶者ががんと診断された409,338人と配偶者にがんの診断がない2,046,682人が対象となりました(全体の平均年齢63歳、55.4%女性)。


結果として、以下の内容が示されました。


・配偶者ががんと診断された場合には自死企図(ハザード比1.28倍)、自死(1.47倍)のリスク増加がありました。


・特に配偶者ががんと診断された1年以内のリスク増加が、自死企図(ハザード比1.45倍)、自死(2.56倍)ともに大きくなっていました。




がんの診断後には本人の精神的負担が心配ですが、配偶者などの周囲の人々にもケアが必要であると思われました。

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