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鉛の脳に対する長期的影響について


鉛の人体への影響については以前から多くの指摘がなされており、予防の必要性が説かれています(WHOの鉛中毒に関するページ)。


今回は、発達早期に採取された鉛の血中濃度のデータと長期間経過した後(45歳)の脳構造がどのように関連しているかを調べた研究をご紹介します。


子ども時代の鉛暴露と脳の構造的変化


ニュージーランドにおける研究で、564人の鉛濃度のデータ(11歳時)を得て、45歳まで追跡して調査しました。


45歳時にMRI画像で脳の構造を調べ、鉛濃度との関連を調べました。


結果として、鉛濃度の大きさは、脳の皮質表面積減少、海馬体積の減少、脳の推定年齢ギャップの増大等と関連していました(例:鉛濃度が5μg/dL増大すると、1.19cm2脳の皮質表面積が減少)。



つまり、子ども時代に鉛に強くさらされていると、後になって脳の構造変化を生じる可能性が高いことが示されました。


論文中では、認知的な問題について自覚的には差がないものの、IQでの低下も指摘されており、実生活上の長期に渡る影響も懸念される結果でした。


#鉛中毒

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