105歳超えのスーパー高齢者には遺伝子上の理由がある




105歳を超える“スーパー高齢者”は、普通の人ならば死亡原因となるがんや循環器・呼吸器疾患等を避けて(乗り越えて)きたという点で、競技者で言うならばスーパー・アスリートであると例えられます。


今回は、このような長命者の遺伝的特徴を全遺伝子の解析から明らかにした研究をご紹介します。


Whole-genome sequencing analysis of semi-supercentenarians

百歳超え長命者の全ゲノム解析


最も長命な国の一つで、地域のカソリック教会が記録を保持しており、住民の正確な年齢が分かりやすいイタリアの研究です。


81人の105歳以上の住民について、血液を採取し、遺伝子情報全体(全ゲノム)の解析を行いました。


結果として、特徴的な遺伝子上の特徴が認められました。例として、STK17A遺伝子(DNAのダメージに反応する遺伝子)とCOA1(細胞内のエネルギー変換に関与する遺伝子)における変異が認められました。


つまり、“様々な疾患を避けてきたスーパー長命者には、遺伝子的にちゃんとした理由がある”と言えそうです。


例として挙げた2つの特徴は、特に長命のスイッチ的な役割をするとも言われており 、長命の科学的根拠のより深い理解につながる研究であると思われました。


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