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『マイネーム・イズ・ハーン』


本日は映画の紹介をします。

『マイネーム・イズ・ハーン』という“アスペルガー障害”の診断を受けた男性が主人公の映画です。

かつての診断名である“広汎性発達障害”の中でも、知的や言語的に遅れがみられない場合に用いられた障害(症候群)名です。

また、正確さよりは、分かり易さを重視して大まかに言うと、人との関わりは苦手・行動は奇妙だけど、勉強や会話は(しようと思えば)ちゃんとできる、そんな場合につけられていた病名です。

今は似た病態の全体を“自閉症スペクトラム障害”と呼んでいるので、用いられない名前になりました。

映画の内容について若干の説明をさせてください(話の重要な展開を含むので、知りたくない方は次の段落をとばして読んでください)。

インドで生まれ育った“アスペルガー障害”の青年ハーンが、母の死をきっかけにアメリカにやってきます。“アスペルガー障害”特有の症状の