『「今、ここ」に意識を集中する練習』 ジャン・チョーズン・ベイズ著

最近取り上げられることが多い方法であるマインドフルネスに関する本をご紹介します。
まず、監修者である石川善樹氏が序文で述べているマインドフルネスの説明を抜粋すると
「マインドフルネスは、マサチューセッツ大学医学大学院教授のジョン・カバット・ジンが開発した、禅から思想などの宗教色を分離した『マインドフルネス低減法』という科学的な研究によるメソッドがベースになっている。いわば、テクニックに近い。」
また、本文に述べられた著者の「マインドフルネス」の定義は次のようになっています。
「マインドフルネスとは、自分の体や頭や心のなか、さらに身の周りに起きていることに意識を完全に向けること。批判や判断の加わらない『気づき』」
要するに禅で行われる修行の一部を心のトレーニング法としてかたちを整えたものと言え