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COVID-19における嗅覚障害では嗅覚神経の病理的変化や微小循環障害が起こっているかもしれない


COVID-19では特に初期から嗅覚障害が起こる例のあることが指摘されてきました。


今回は、この嗅覚障害と嗅覚を司る神経の病理や微小血管の変化を調べた研究をご紹介します。


Postmortem Assessment of Olfactory Tissue Degeneration and Microvasculopathy in Patients With COVID-19

COVID-19の患者における嗅覚神経組織の変性と微小血管障害の死後評価


COVID-19で亡くなった23人(平均62歳)と比較対照として14人(平均53歳)が研究の対象となりました。


嗅覚神経の変性や軸索の喪失、微小血管の病理的変化について、比較しました。


結果として、以下の内容が示されました。