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COVID-19による精神症状への影響は全体的に見ると少なかったかもしれない


対人関係における交流の制限や外出自粛等により、COVID-19による精神状態へのネガティブな影響は大きいのではないかと推定されてきました。


今回は、パンデミックの影響を調べた多くの研究をまとめて、全体的にどのような影響があったのか調べた分析をご紹介します。


Comparison of mental health symptoms before and during the covid-19 pandemic: evidence from a systematic review and meta-analysis of 134 cohorts

COVID-19前後の精神症状の比較


このテーマに関して94,411の文献が存在しましたが、これらが対象としている137のコホート(研究対象の集団)について、影響を分析しました。


結果として、以下の内容が示されました。

・全体的な精神状態として、数値の差異を示すstandardised mean difference (SMD)の変化は0.11で、統計的に意味のある差異ではありませんでした。


・その他、不安の平均値の差異は0.05で、統計的に明らかではなく、うつ症状は0.12のわずかな悪化にとどまっていました。


要約:『パンデミックによる影響は世界全体の研究でみると、精神状態の大きな変化を示していない』


特異的な部分や地域に焦点化すると、違った結果となる可能性はありますが、世界的に見た全体的な精神状態へのネガティブな影響はそれ程大きくないという結果でした。



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