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PTSD後に出現する頭痛に、認知行動療法が有効かもしれない


PTSDの症状として、不眠・感情麻痺や関連場面の侵入的想起等が知られていますが、頭痛などの身体症状も頻繁に伴います。


今回は、PTSD後の頭痛に対して、認知行動療法の効果を調べた研究をご紹介します。


Cognitive Behavioral Therapy for Veterans With Comorbid Posttraumatic Headache and Posttraumatic Stress Disorder Symptoms

A Randomized Clinical Trial

https://jamanetwork.com/journals/jamaneurology/fullarticle/2793577

PTSDに頭痛を合併した退役軍人に対する認知行動療法



9.11同時多発テロの後に、頭痛を伴うPTSDを発症した退役軍人193人(平均39.7歳)が対象となりました。


通常の治療のみ、認知行動療法、認知処理療法(PTSDに対してしばしば行われる心理療法)を行うグループに分けて、PTSD症状やPTSDに合併した頭痛に対する効果を調べました。


結果として、以下の内容が示されました。


・認知行動療法は、PTSD症状にも、PTSDに伴う頭痛にも有効でした(例:The 6-Item Headache Impact Testという頭痛の尺度で、通常の治療に比較し3.4点の低下)。


・認知処理療法はPTSD症状には有効でしたが、頭痛に対しては効果が明らかではありませんでした。


要約:『認知行動療法はPTSDの中心症状や合併する頭痛に有効かもしれない』


PTSDでは合併する身体症状に対する心理的アプローチも重要であると思われました。


もりさわメンタルクリニック:https://www.morisawa-mental-clinic.com/

rTMS治療:

https://www.morisawa-mental-clinic.com/tms%E6%B2%BB%E7%99%82

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