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ビタミンD欠乏と認知症との関連


昨日は、比較的大きな規模でビタミンDの認知症予防効果を調べた研究をご紹介しました。


今回は、かなり以前の研究(2015年)になりますが、ビタミンD欠乏(濃度低下)と認知症発症リスクについての分析(メタ・アナリシス)をご紹介します。


Vitamin D deficiency is associated with increased risk of Alzheimer’s disease and dementia: evidence from meta-analysis

ビタミンD欠乏とアルツハイマー病・認知症の発症リスクが関連する


2015年2月までに発表された10本の研究が分析の対象になりました。


研究対象となっていた集団を合わせて、ビタミンD濃度による認知症リスクの違いを調べました。


結果として、ビタミンDが一定濃度未満(25(OH)D level < 50 nmol/L)の場合には、そうでない場合に比較してアルツハイマー病のリスクが21%高くなっていました。また、ビタミン欠乏がより顕著な場合には、明らかな認知症リスクの上昇を認めました。


要約:『ビタミンDの欠乏を認める場合には、アルツハイマー病や認知症のリスクが症状する可能性がある』


全体的に認知症とビタミンD欠乏との関連性を示しており、一応普段からのビタミンD欠乏に気をつけたいと思わせる内容でした(サプリ以外では鮭やサンマ等の魚類、キノコ類等に比較的多く含まれています)。



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